金森ホールで安藤裕子さんのライブ。
めずらしくスタンディングじゃなくてオールいす席。客層は男女比50:50くらい。年齢層は20から30代というところかな。親子づれのような方もちらほらと。地味目なかたが多い。開演前の携帯電話電気切れとかアナウンスを安藤さん自らがものまねでアナウンス。
ライブ開始。にわかのひとだから知ってる曲はないのだよ。ここはスターダストレビュー根元要さまの名言、「聞いたことのない曲はすべて新曲だと思え」で楽しむ。明るい曲もあるのだけど、それよりも暗黒だとか魔女だとか狂気だとか、それゆえの力強さだとかそういう言葉があたまに浮かぶ。えーと、あれですね、MCは苦手なんだ。わたしの脳内分類では中島みゆきさんとスガシカオさんの暗黒面グループに属してる。って、ぜんぜんライブの記録じゃないな。
最後ひとつまえの曲でみんな立ちなさい指令。いまのなさけない自分がいるのは親のせいだし周りのひとのせいだしという歌をみんなでうたいましょう。で、鳴り物渡すからってことでスタッフのかたが近くで「だれか鳴らしませんか?」言われるので、思わず手をあげてタンバリンをもらってわたし。単純なリズムならちょっと自信があるというか、単純なリズムしかきざめないから、まあいいや。あ、サイン入りだ。ということで、ライブ終了後返却かな思ったら持ってかえっていいとのことなので、きっとファンのひとだと家法にしちゃうであろうまさに非売品グッズをまんまとせしめる。
アンコールでこれがきっかけでこの曲がなかったらライブには来てなかっただろう「問うてる」。ああ、やっぱりこの曲、歌詞よくわかってないけど(それは問題だ)きっと意味が深くていいなあ。とかなんとかでライブ終了。なんだろね、暗黒で狂気で、それでもって心があったかくなってるライブって。
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